最近

最近好きな漫画家は志村貴子さんとおかざき真里さん。志村貴子さんは「こいいじ」をきっかけに、おかざき真里さんは「サプリ」をきっかけに。

そもそも志村さんとの出会いは「ぼくは、おんなのこ」になる。小学生の頃です。図書室に、SFの短編集?のシリーズみたいなのがあって、ほとんど小説なんだけど各巻に1作ずつくらい?は短編漫画も収録されていて、その中のひとつが「ぼくは、おんなのこ」があったと思う。正直、小学生なので、女の子(元は男の子だった)の裸とか出てきて、なかったかもしれないけど生理の話とかもあって(それ以来読んでないので記憶が曖昧…)、恥ずかしくなりつつこっそり隠れて読んだ、という記憶がある。全国探せばあの児童書読んでなにかに目覚めた小学生、いるのではないだろうか…私が、積極的に読むわけでもないけど、TSものに嫌悪感がない、あるというほうが少し不思議に思うというかそんなに嫌う?と思えるのはもしかしたら小学生の頃この作品に出会ってたからだったりするかもしれない。

「こいいじ」の後は、「どうにかなる日々」「青い花」「わがままちえちゃん」「ビューティフル・エブリデイ」と買い集めていき、先日「放浪息子」を全巻大人買いしたところ。アニメ版を見て、千葉さんが好きだったな~とか思いながら一気読みしたら、最終巻とかもうぼろぼろ泣きながら読んでしまった。志村さんの漫画は感情描写がほんとにすごい。たくさんいる登場人物のそれぞれの感情が、すべて説得力と切実さをもって描かれていると思う。

 

おかざき真里さんは一度どこかの漫画アプリで期間限定で「サプリ」が全巻配信されてて、なんとなく読んだらもう一気にハマって読んじゃって、これまたいろんなとこで泣きながら読んだ記憶がある。それで終わりのつもりだったけど、働きだしてからふとまた読みたくなって、Extraも含めて大人買い一気読みしてしまったんですけど、働く前とあとじゃ刺さり方が段違いだった。最初に読んだときの倍くらい泣きながら読みました。私はこの漫画に出てくるような華やかな業界じゃないし、今いる部署もバリバリ働かなきゃいけない部署ではないけど、それでも「働く」という共通項を得てから読むこの作品は、あまりにも自分によく刺さる…

普通の「働く女子の恋愛」みたいな話で終わらない、働くこと、恋愛すること、そこの先というか根というかにある、生きるとはどういうことか?という話だと思いました。これからを生きる、生きて働く自分にとっての金言がたくさんあったので、大事にしたいです。

「かしましめし」「ずっと独身でいるつもり?」も読んで、特に後者はもう少しすればアラサー、一人暮らし、恋人いない、という自分にとって切実すぎるものだったので感想かくのもつらいので書きません。でも、とてもやさしい作品です。グサグサ刺しておわり、という作品ではないです。いろんな人に読んでほしい…原案の雨宮まみさんのエッセイ集(だったよな…?)も読みたい。