映画をみた「ノルウェイの森」「白河夜船」

プライムビデオ様様だな~と日々思う。映画たくさん観たいな、と言う気持ちはあるけど映画館に通うのもしんどければツタヤ等のレンタルビデオの会員になるのもハードル高い、借りて返すというのもしんどい…と超超社会性の低さにあふれる理由で結局ぜんぜん観てないという私に一番ぴったりなのがこういう定額配信だと思う。

でも当然プライムビデオだけで網羅できるわけじゃないし、Netflixあたりは映画メインだしよさそうかな…とも思っているけど、いろんなサービス登録しすぎるのもな~と悩んでいる。音楽はSpotify、ラジオはradiko、映画アニメ見放題系はアマゾンプライム(これは宅配のほうの利便性で登録してる側面も強いけど)…に登録している。ここしばらくは浪費が重なったので、そろそろ節約、貯金をせねばと誓ったところだしなあ…と。それでも、こういう見放題聞き放題系、コスパよすぎだとは思うんだけど。それに、ここで使う1000円とか1500円くらいのことをぐだぐだ悩むなら、ちょくちょく買っちゃうファーストフードやコーヒーとかを見直すべきなんだけど。どうしようもないですね。

 

本題。この数日で、プライムビデオで映画を2本観ました。

1本目はノルウェイの森。恥ずかしながら食わず嫌いで村上春樹の小説はたぶん1作も読んでない、けどなんか代表的なやつくらい話を知っておきたい、というダサい気持ちで観ました。原作読んでないけど、喪失感をかかえた男女たちがセックスするとかしないとかみたいな話、とぼんやり認識していて、実際映画観てわりとそうだな…と思ってしまった。雰囲気はよかった。学生運動を知っている世代の人のほうがちゃんと響くんだろか。村上春樹の魅力は話がどうこうよりも文体や心理描写、という話を村上春樹が好きな人から聞いたことがあるので(うろ覚えだけど)、それを知るためにむしろちゃんと原作を読むべきか…となりました。水原希子がとても美しいので、緑という女の子が、この子めちゃくちゃだな、と思いながらも結構惹かれました。ああいう女の子に振り回されてみたかった。ハツエさんも、永沢が女遊びしているのを容認している(都合の)いい女かと思いきや、ワタナベと一緒に酒飲んで女の子持ち帰って交換して…というくだりでちゃんと怒り出して、そこが良かったです。ワタナベくんは、よくわかりません。男の人なら共感できるのでしょうか。わたしに理解力がないんだろうなとは思うけど、最後言われるがままレイコさんとセックスするの!?と思ってしまった。不特定多数とやりまくるのはまあ、ふうん、て感じだったんですけど、レイコさんもかよ~と。でもそこも全部ひっくるめて、緑と初めから全部やり直したい…となるんだろうか。

 

2本目は「白河夜船」、原作よしもとばななさんなんですね。キッチンしか読んだことないけど、キッチン、数年前に今更…と思いながら読んですごくよかった記憶がある。井浦新さんが気になる、安藤サクラさんはこないだ見た「百円の恋」がすごく良かった!というのだけで観ました。井浦新、めちゃくちゃに良かった。自分のフェチみたいなところを容赦なくグサグサに刺してきたのでひさしぶりにちょっと気分が高揚した(?)。「~しましょう」みたいな言葉遣いが好き、と寺子が言ったときに「わかる…」と声が漏れた。終盤、寺子が情緒不安定ぽくなるあたり、あの不安定ぶり、ベッドに倒れ込んだり布団バタバタやったりウワ~~~と呻いてみたりするの、自分も経験があるので(不安定になった理由は違うけれども…)、とてもリアルに思えてしまって、なんか他人事じゃないと感じて、すこし苦しくなってしまった。アルバイトをしなさい、このままではだめ、私のせいであなたが苦しんでいるように思える、などと告げて消える女の子の幻(若いころの奥さん?)は、なんとも都合が良いな、とも思えるけど、でもあんまりなんか悪く言う気にもならなくて不思議でした。フィクションでも不倫ってあんまり好きじゃないのに。奥さん植物状態で、というのもあるのかもしれないけど…

寺子がアルバイトを始めて、ふたりの関係も少し変化するようなしないような、今後はどうなるんだろう…と思ってたら終わった。どうなるんだろう。自分にとってめちゃくちゃ良い!という作品ではなかったけど、また思い出したときに見返したい、いつかきっと今観たい!という気持ちになるのではと思える映画でした。